yskszkの一周忌

今日は、鈴木芳樹(id:yskszk)の一周忌。お母様からご連絡をいただいて伺ったのですが、先日、既に故人だったお父様と一緒に法要されたそうです。お母様は、新たに犬を飼われて、お元気そうにされていました。

…ということを、一年前に冥福を祈られた方に伝えたいのだけれど、今回もトラックバックうまく行かないのだろうか? もし、そうなっているなら、どなたかどうかこのエントリをリンクorブクマしてください。


そういえば、二つ前のエントリで、「葬式とは残酷な儀式なんだよ!」というyskszkの言葉について書いたが、それについてyskszkに絡めて言及されている方がいて、驚いた。

極端なことをいえば葬式によって擬似的に我々はその人を社会的に殺すのである。そのために葬式がある。悼む、というのはその社会的に殺す場面に立会い、個として個の社会的殺人者になることを共有することだと思う。

彼の葬儀に参加しときながら、実は今は「死」の実感はあまりない。欠落感をも通り越して、もはや自分の心の中での大きな存在感となってきている。陳腐だが、彼は正に自分の心の中で息づいているのだ。

近況

追悼文シリーズはおしまい、とか言っていたのに、案の定、この日までこっち側の更新はしなかったな。

去年末から、ほぼ日課のように『ドイツ・レクイエム』を聞いている。それは彼への追悼なのかもしれないが、この曲を聴くと心が穏やかになるのだ。これがメメント・モリってやつ?(たぶん違う)
ナップスターにはかなりの種類の指揮があるので、それで飽きることがないのが幸い。カール・シューリヒト版と、クレンペラー版が今のところのお気に入り。ただしまだ、歌詞を精読していない。もうちょっと気が向いたら、しっかりと聴きこんでみたい。

酒的には、キリン「一番搾り」のオールモルト化の話だとか、サッポロ「焙煎」(http://www.sapporobeer.jp/baisen/)の復刻の話なんか書きたかったけど、機会を逃した。

音楽的には、ナップスターで配信されたクラムボンスーパー・バター・ドッグを一気に聴いた。SBDの『333号室』は大傑作。この10年間、本当に新しい音楽を聴いてなかったんだな。失われた10年。少しずつ取り返していこう。

こないだクラムボン『てん、』と、チャットモンチー『告白』を衝動買いした。あとは、グリーン・デイのニューアルバムを聴いてます。