ビアガーデンで1リットルジョッキ

仕事がちょっと早く終わったので、他よりも少し長くやっているビアガーデンで最後の夏。ここのビールはドイツ人がブルーマスターで、たしかにかなり正当派なドイツのビールを作っている。これを1リットルジョッキで飲むと非常においしい。
「はぁ?1リットル?」「よく飲むねぇ」と呆れ顔をされる場合がほとんどなのだが、単に酔いたいだけで呑んでいるのではない。モルトとホップをきちんと使っている純粋令系のビールの場合、顔を覆うくらいのジョッキで飲むのが一番おいしいのだ。口と鼻がすべてジョッキに覆われるので、味と香りを感じやすくなる。空気とも混ざりやすくなるのか、味もまろやかに感じられるのだ。
同じビールを、口が細い300mlの小ジョッキと比べて呑むと味の違いは歴然。呆れ顔の人にその試し呑みをさせてみると、全員が納得した顔になる*1

で、これをローストチキンとかプレッツェルとか、大根に塩をふったものだとかをつまみに呑むと、気分はもうオクトーバーフェストである。というか、本物のオクトーバーフェストはこれから始まるんだけどね。
http://www.visit-germany.jp/default.asp?ID=392

ちなみにオクトーバーフェストでは、↑の写真のような1リットルジョッキ(マース)しかサイズがない。飛行機疲れ(機内で風邪引いた)で体調が最悪だったのにも関わらず、気づくと3杯も呑んでいた。

*1:それでも1リットルに乗り換える人は10人に1人なのだが。