ナップスターデビュー!

iPodのどこがウレシイのかさっぱりわからない、つまんねえ自分がある日を境に変わった。

とうとうメディアプレーヤーを買った。去年の日記で、どうせ「今年も買わないんだろうな」と書いたのはその通りになったが、2007年になった途端に状況ががらりと変わった。Creative HDDプレーヤー Zen MicroPhoto 8GB ブラックモデル CZMP8G-BK

買ったのは、クリエイティブメディア(CREATIVE)の「ZEN MicroPhoto」。電器店に通うこと1週間。入念に下調べをした。で結局、ネット上*1でアウトレット品を買った(ぜんぜん値段違うんだもん)。

なぜ、iPodには見向きもしなかったのか。聴きたい音源は、CDからいちいち取り込まなければいけないものだと思い込んでいるから。数百枚のCDからそんな手間をかけている余裕は、まったくない。まぁたぶん、自分が不勉強なだけで、なにか便利な方法もあるのだろう。が、最近のAppleはなんだかイケスカなくて(とくにTVCMが)、一切のやる気・調べる気が湧かなかった。

ちなみに、実は元々はApple寄りの人間だった。初めて買ったPCはMacintoshのIIvx。ノートも買ったし(ディスプレイがモノクロの時代)、Power Macにも切り替えた。可愛いというだけで、カラクラIIまで持っている。しかし、iMacくらいからなにかすっかり遠い存在になったものだが…考えたらジョブズのいない時代に廉価Mac使ってただけじゃん!? ああ貧乏が憎い。*2

さてその一方で、「250万曲聴き放題」が売りだという配信サービス、ナップスターの存在を知った。そこから辿りついたのが、先のZENだったわけ。要は、機械はなんでも良かった。ナップスターというサーヴィスが欲しかったのだ。もしかしたら、ちゃんと調べれば、iPodでもナップスターのような便利なサーヴィスをやっているのかもしれない。猫も杓子もiPodの世の中なのだから、そのくらいあるのだろう? (ナップスターが「日本初の定額制」ということは、それがナイらしいことはわかるのだが…それならば、なんでみんなあんなにiPod固執するのかがわからない?)

この、ナップスターの売りである「250万曲」だが、自分もどうせ大半は「ゴミ」だろうと覚悟していた。ところが実際はとんでもなかった。宝の山がザックザク。これもアレも、月に1回輸入盤1枚分のお金を払うだけで本当にいいの?とキツネに抓まれたような気分。音楽の図書館を携帯しているような感じだ。

ただし、前評判どおり、日本の音楽は消費税程度の割合*3。現在流行中の音楽を聴きたい人や、ミュージシャンの名前やジャンルをある程度は知っている人でなければ、ほんとうにガラクタの山にしか見えないかもしれない。

あとは、ひたすら淡々とダウンロード音源を記録していきます。たまに感想アリ。
なお、登録したのはNapster To Goです。

*1:http://jp.store.creative.com/

*2:我が家はDVDもなければ、このままでは数年後にテレビさえ観られなくなります。

*3:愛しのORIGINAL LOVEは、東芝時代の作品しかなかった上、すべて購入モードだった。