Slayer 『Reign in Blood』

Reign in Blood
スラッシュ四天王のひとつ、スレイヤーも恥ずかしながら聴いていなかったミュージシャンの一つなのだが、ナップのおかげでようやく聴けた。評判どおりの怒涛の名盤。刻まれるギターの音が、耳元で物理的な感触となる快感!(オリジナル・ラヴ関係でここにたどり着いている人々には、不快感でしかないのだろうが…。)そして「早い」だけではない。ブレイクや緩いところを緻密に計算して配置しているし、メロディも美しい。なんていうか、まったくムダがない。完璧な音楽を聴く幸せ。
エムザ有明の閉館公演が彼らで、もはや修復不可能なほどメチャクチャに破壊していったとかいかなかったとか…。