酒:モルト&コーク サッポロ・ヱビス タンカレー ラガヴーリン
理由:休前日。

休前日なので呑みまくり。
1軒目に行ったお店でギネスを頼んでいると、隣に顔見知りの人がいてスプリングバンクをコーラで割って呑んでいた。バルヴィニーで割ったものがすごく美味しかったというので他にもいろいろ試しているという。なんてバカなことを!と怒るわけもなく、そのバカバカしさに便乗して2人でいろいろ試してみた。試したのは次。

アイラものは、ピートが過ぎてまったくダメ。ボウモアはテストだったのだが、まずいドクターペッパーのような味になった*1グレンリヴェットはバニラコークのような味。甘さと香りがコーラにダイレクトに直結して寸胴のような味になった。ギリーは、上品な香りがコーラの甘さと絶妙にマッチ。上等なカクテルとなった。キンチーは、苦味とフィニッシュのピートの香りが心地よいオトナの味。
で、最後に話の発端だったバルヴィニー+コークを呑んだのだが、これがまたびっくり。酸味がコーラに絶妙に合い、ピートのフィニッシュが程よく長く引く。単品で呑んでもいい物(シングルカスク)だったが、コーラと割ると単品にはない香りが発生していた。なるほど、これはコーク割をいろいろ試してみたくもなるものだ。店に来たときにスプリングバンクで試そうとしていたのもここで納得。ただしバンクは平凡な印象だったが。

この1軒目は待ち合わせのために入ったのだが、こんな風に思わず長引いた。次に移る前に少し腹ごなしをしようと、とんかつのかつやに入った。かつやは近所に少ないせいもあって、入るのも久しぶりだ。一口ソースカツ丼を注文してから、「ヱビス(生)」とメニューに書いてあるのに気づき頼んでみる。どうせ缶だろうと思っていたら、なんと樽生だった。これで、サッと食べて出るつもりが、一口カツと小皿をつまみにチビチビとはじめてしまった。取り放題の漬物もまたつまみにぴったり。ビールの状態は(案の定)大して良くはなかったのだが、ここはビールの味よりもカツをつまみに呑める幸せの方が上。スーパードライでも黒ラベルでもなく、ヱビスというのがまたうれしい。かつや、侮れじ。
3軒目、本来の今日の目的の店に行ってからは、タンカレーラガヴーリンを呑む。実はこの店、今日で店じまいだったのだ。

*1:自分はドクターペッパーは大好きなのにも関わらず。