七福神めぐり

高校のそばに七福神めぐりの終端のお寺がある。お参りをしていたら、もう午後も2時をまわっていたのだが、七福神めぐりを始めたくなったのでそうした。このコース、一度小学生のときに回ったことがあったのだが、そのときは途中で体調を崩して回りきれなかった苦い思い出がある。

道中は、団子や桜餅の甘味が充実していて、和菓子好きにはたまらないコースである。しかし、どれも大変な名物なので異常に高いのが難点。団子は6個で1200円である。それでも、せっかくなので桜餅だけは食べた。高校生当時でも手を出すには高すぎたので、ちゃんと覚えていないが、食べたのはこれが初めてなのだろう。

七福神巡りは、自転車なので意外と呆気なく幕切れ。最後の大黒天と恵比須様が一つのところにまとまっているのが、このコースの楽なところだ。20年越しのリベンジ達成の充実感。これで厄が払えたらいいな、と思った。いいことより厄がなければいい、というこの発想、歳を取った証拠なのかもしれない。