ハードが直った!
去年の夏、Windowsを再インストールして以来、Zenのプレーヤーが認識してもらえなくなって、半年くらい利用していなかったのだが、ようやくカスタマーサポートを受けることができて、めでたく復活した。
たまった欲望を吐き出すように、手当たり次第に入れてみた。
頭脳警察 『頭脳警察セカンド』
高校生のころ名前をはじめて聞いて、半ばトラウマのように名前だけが記憶に残っていたのだが、なかなか聴く機会を得られず、ようやく聴くことができた。ルーツとなっている曲のヴァリエーションが実に幅広いという印象。もし、ロックの文脈だけではなくて、「渋谷系」の文脈で語ってくれるような人がいてくれたら、あと10年早く聴けたのに。
ZAZEN BOYS 『ZAZEN BOYS』
「法被を纏ったツェッペリン」(だったっけ?)という異名に惹かれて。ナンバーガールはほとんど聴いていないので、まっさらな気持ちで聴けるのもいいかな、と。まだ落としただけ。
秦基博 『鱗 SHIBUYA-AX '07』
去年、「夜をぶっとばせ」をカヴァーしていた人だよね。なぜかライヴ音源が出ていたので落としてみた。きちんと聴いてみたら、わりと好きな人かも。つーか、カヴァーも入っているCDを買わなきゃだよ。
Green Day 『American Idiot』
パンク好きな職場の同僚の女の子が強烈にプッシュしていたので、1年前くらいにレンタルでは聴いていた。そのときもたしかにスゴイ!と思ったが、改めて聴いてみてもすごい。神がかり的なパンクオペラ。対訳付のCDで、きちんと買いなおしたい1枚。
RAINBOW 『Down to Earth』
「All Night Long」「Since You Been Gone」は他で聴いていて、それの入ったアルバムをずっと(10年以上)聴きたかったのが、ようやく聴けた。他の曲は異質なのね、つーか逆か。
EXTREME 『Pornograffitti』
10年ぶりくらいで聴いたけど、ほとんど覚えていたことに驚いた。やっぱ名盤だね。大ヒットバラード「モア・ザン・ワーズ」の収録順が、バリバリのファンクナンバーの次になっているという力技が、ピタリとハマっているあたりは本当にニクい。
このアルバムのあと、ファンクメタルが萎んでしまったのが本当に残念。フレディ・マーキュリーの追悼コンサートに出たあたりから「QUEENの後継者」という欲目を出してしまったのがよくなかった(コーラスワークがうまいからな)。あの路線を発展していけば、望むところに自然と収まったろうに。