もうハードがジリ貧…

1GBも入れるともう転送ができなくなるので、たまらずカスタマーセンターに連絡。ファームウェアを入れ替えてもダメとわかると「修理に出してください」とのこと。修理価格を調べると、16000円!
新しいの買った方が早えよ!と調べてみると、ほとんどのNapster To Go対応製品が、なんと「生産終了」となっている現状を知らされた。今買えるものは、結局2万円くらいするものしかない。やっぱり修理に出すかな…。
というかナップスター、だいぶヤバいね。ソフトが貧弱なハードの話はよく聞くけど、逆のパターンでダメになっていくのか。

そうしてリセットしながらダマシダマシ使っているマイマシンで、今週落としたのはこんなあたり。

Rolling Stones 『Shine A Light』

Shine a Light - O.S.T. (Dlx) (Ocrd)
先週リリースされたばかりのアルバムが聞けるとは。ナップスターというかアメリカはすごいねぇ。このアルバムのことは、いつもの情報疎でぜんぜん知らなかったのだけど、よく調べたら、マーティン・スコセッシ監督によるライヴ映画で、イギリスで先週公開されたばかり。日本ではこの冬(って半年も先!)に公開されるのだそうだ。
http://www.cinemaonline.jp/review/bei/2212.html

「Loving Cup」をやっているのが涙モノ。その曲で共演のジャック・ホワイトって誰?と調べたら、ホワイト・ストライプスの人だった。そういえば彼らもずっと気になっているのにぜんぜん聞いてないな。

R.E.M. 『Accelerate』

Accelerate
これも出たばかりだよね。すごいなナップ。
R.E.M.のアルバムを聴くのは『Monster』以来か。どこか大物ぶりをひらけかしている感じがイヤでそれ以後なんとなく遠ざかってしまった。久しぶりに聞いた彼らは、いい意味で何も変わっていなかった。インディーのころのような疾走っぷり。このモヤモヤとした転がりっぷりが彼らの持ち味なんだよなぁ。
とかいいつつ、自分の一番好きなアルバムは静謐なトーンの『AUTOMATIC FOR THE PEOPLE』なんだけど。あれが一番って人は、あまり多くはないのかな。

Capsule 『Blue』

Blue (W/CD) [12 inch Analog]
Perfumeがイマサラのように気になっている我が家。TVで見る先ごとに出没(まさにそんな印象)していて、タモリ倶楽部にまで出ていたのには参った。アルバムがまだ出てなかったの? そのプロモなんだ。うー、ダマされて買ってしまうかも…。
ところで、その連関でCapsuleという懐かしい名前に出会ったので、ナップでも落ちていないかと思って探してみたら、あった。1枚だけが無料で、しかも2008年とリリースされたもの。新譜が無料とは珍しいなと思いつつ、ピチカートもどきの人たちだったよなと思い出しつつ聞いてみると、なんじゃこのハードコアは。Perfumeの反動!? この振り幅の広さはタダゴトではない! こりゃ全部アルバム買わないとダメかな、と冷静に調べてみたら、どうやらアメリカの同名の別グループのようです。でもナップだと「ハイカラガール」と並んで同じミュージシャン扱い。Amazonでもそうなっている。いいのかな? 面白いからいいか。真剣に誤解する人がいたりするのを想像したりして。

Glenn Gould in Stockholm 1958』

Glenn Gould in Stockholm 1958

「のだめ」の影響でベートーヴェンピアノソナタ第31番を探していたら、思わぬ拾い物。グールドのライヴ盤だ。ビートルズよりも1年早く、コンサートからドロップアウト宣言してしまった彼の貴重なライヴ録音。レコーディングものよりも、変な緊張感があるのは気のせいか。

ポリーニベートーヴェン:後期ピアノソナタ集』

ベートーヴェン:後期ピアノ・ソナタ集
こういうのも落ちていた。ラッキー。
32番は、本当にすごい曲だよ。音楽のオーパーツ。どこからあんなジャズ的な楽想を着想したのだろう? ベートーヴェンって200年経ってもその天才ぶりがビシビシと伝わってくる。

のだめカンタービレ(20) (KC KISS)

のだめカンタービレ(20) (KC KISS)

20巻は、オトシどころが少しずつ見えかくれしてるような気がした巻。ヨーロッパに移ってからは面白くなくなった、なんていう評判も聞くけど、音楽マンガとしてはどんどん脂が乗っておいしくなっていると思う。ラヴェルのピアノ協奏曲なんて、「ピシッ」のひとコマだけで曲が頭の中に鳴り響いてきたよ。それだけ描ける人がどれだけいることか。もう飲みながら描いているなんてことはないんだろうな、所長。