2005-01-09から1日間の記事一覧

そして今

誕生日に買った本が池田晶子の『考える人』。永井氏と同じような臭いがする。たしかに面白い。今年は両氏の本を足がかりにしてみようかな。(いや、でも、単行本は持ち歩きにくいからなぁ…。おれもカバンくん生活にしようかな…)ちなみに最近、田島も同氏の…

『私・今・そして神 開闢の哲学 (講談社現代新書)』

去年最後に買ったのは、問題の永井均氏の新著。講談社現代新書の装丁が変わった第1回目の配本の一冊。そういえば、その装丁が変わったこと、あれは実にショックだった。同じような内容の新書があれば講談社のを手に取るくらい、以前の装丁がものすごく好きだ…

『ハイデガー=存在神秘の哲学 (講談社現代新書)』

2匹目のドジョウを狙って、また裏表紙から選んだ。これもかなりクセのある本で、きっと「ハイデガーがわかった」とは言えないようなものなのだが*1、もうこのころになると、エンターテインメントとしての哲学を期待していたから、これもまた「当たり」だった…

『これがニーチェだ (講談社現代新書)』

次に読む本は、安易に裏表紙の他著紹介から選んだ。上に挙げた本がすべて新書(しかも講談社現代新書)なのは偶然ではない。しかもなぜニーチェなのかといえば、この日記を読んでいる人ならお察しのように、田島貴男の影響。 そんな二重に安易な理由で手に取…

『ウィトゲンシュタインはこう考えた-哲学的思考の全軌跡1912~1951 (講談社現代新書)』

ちょうど去年の今頃買った。かつて、彼の変人ぶりに興味があって『論理哲学論考』 ISBN:4588000063あった。もちろん字面を嘗めるだけでしかなく、内容の理解には遠く及ばなかったのは言うまでもない。それがこの本を読んで、ようやくその片鱗に触れられた気…

2004年の私

誕生日が過ぎたばかりだ。現在の立ち位置はといえば。 去年買ったCDは、結局7タイトル(10枚)。年間ベスト10もできやしない。音楽に関してはもう濫聴の時代は終わった…というのはウソで、単に買いたいものを買う余裕がない。聴いた音楽よりも聴きたい音楽を…